更新日 2010年8月2日
私の撮った鉄道写真
旅の記録 「カッパドキアとイスタンブール」 No.5

イスタンブール 2日目 
2009年11月17日
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1 イスタンブール2日目、ホテルで朝食の後、トラムに乗って、最初に向かったのはトルコ国鉄のシルケジ駅、8時15分に到着。
駅に着いてすぐに電気機関車が牽引する夜行列車が到着しました。 寝台車1両、座席車2両の短い編成です。
他に通勤客を乗せた電車が何本も到着しました。

シルケジ駅に到着する夜行列車
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シルケジ駅
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3 シルケジ駅の長距離列車ホームにある元オリエント急行用のレストランは時刻が早すぎるのか、中には店員も客もいません。

入るのを諦めて、入口の写真を撮っただけで駅を出て、駅前を走るトラムを撮影しました。

シルケジ駅ホームにあるレストランの入口
ORIENIT EXPRESSとRESTAURANT1890

のプレートが掲げてある   (拡大する) 
金閣湾越しに新市街が見える
トラムのシルケジ駅
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5 離れると見えるのに近寄ると入口が見つからず、商店の人に何度も尋ねながら2周りしてやっと入口を見つけました。

なんと2階がジャーミィで1階部分は商店街になっていて、1階の入口は狭い階段です

リュステム・パシャ・ジャーミィ着は9時50分

リュステム・パシャ・ジャーミィ
入口を探してこの建物の周り2周しました
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リュステム・パシャ・ジャーミィ
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7 リュステム・パシャ・ジャーミィは内装、外装にすばらしいイズニックタイルを使っていることで有名だそうですが、観光客は数人でした。

ブルーモスクと比べると小さなジャーミィですが、タイルの美しさはこちらの方が上のように感じました。

リュステム・パシャ・ジャーミィ
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リュステム・パシャ・ジャーミィ
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9 イズニックタイルを敷き詰めた柱や壁は見事です。
リュステム・パシャ・ジャーミィ
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リュステム・パシャ・ジャーミィ
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11 リュステム・パシャ・ジャーミィを10時15分ごろに出て、徒歩でエミノニュ桟橋へ。
10時50分発のカドゥキョイ桟橋行きの船に乗船。
カドゥキョイはイスタンブールの対岸(アジア側)にあり、イスタンブールより歴史のある街だそうですが、私の主な目的は街を走るトラムです。

(トラムの写真はここをクリック)
リュステム・パシャ・ジャーミィの外壁
ここのブルーのタイルもきれいでした

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カドゥキョイ行きの船から見たトプカプ宮殿
手前はトルコ国鉄の電車
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13 船からはヨーロッパ側のトプカプ宮殿やアジア側の終着駅であるハイダルバシャ駅が見えました。

船の中でチャイを飲みながら両側の景色を見ているうちに、カドゥキョイの桟橋に11時5分到着。
ハイダルバシャ駅
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ハイダルバシャ駅の保存機関車
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15 最初に向かったのはアルメニア教会。
ガイドブックに教会が点在しているとの記述があり、桟橋から近くて地図に載っていたのがこの教会だったからです。

教会の中に入れましたが、地元の人が何人も礼拝に来ていたので、中での撮影は遠慮して外観だけにしました。

アルメニア教会の入口
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アルメニア教会
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17 ガイドブックと昨日ガイドさんに教えてもらって買ったトルコ語の地図を頼りに、街の中を歩きました。
観光客は見かけず、地元の人ばかりの街で商店街はにぎわっていましたが、奥に入ると静かな住宅地がひろがっていました。
客引きがいないので街歩きは快適でした。

カドゥキョイのトラムの路線は円形の単線で、四輪の小さな電車が時計回りに回っています。 1周は2.6kmです
カドキョイの街並み
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カドキョイの街並み
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19 適当に歩いていたらバハリイェット通りに出て、12時過ぎになっていたので、通りに面したレストランに、外から見えたガラスケースの中の料理を見て入りました。
外から見えたのは砂糖漬けの超甘い菓子でした。 (写真はこちら)

このレストランはビジネスマン(女性も)がランチに来ている雰囲気で、観光客らしき人は見当たりませんでした。

カドゥキョイのバハリイェット通り
広い歩道に並木、ベンチがあり真ん中を
トラムが走る素敵な通でした

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この店は袋に入ったパンが出てきました
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21 1時過ぎにレストランを出 て、近くのAltiyol停留所からトラムに乗車し、約30分で一回りして同じ停留所で下車し、トラムの写真を撮りながらカドゥキョイ桟橋へ向かいました。

外は雨になっていましたが、沢山の人が街を歩いていました。

バハリイェット通りは高級店が並ぶショッピング街で、並木のある広い歩道にはベンチがあり、真ん中をトラムが走る素敵な街です。

汁物が欲しくて追加オーダーした
チキンヌードルスープ

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トルコ珈琲とロクム
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23 ここのトラムもアクビルが使えます。
イスタンブールと違って機械は車内にあり、運転手はアクビルを押し付けた時に鳴る数種類のチャイム音で乗車を確認していました。
現金は使えないのか、アクビルを持っていない人は周囲の乗客からアクビルを借ります。お金を払う人もいましたが、受け取らない人もいました。 トラムに乗る人は皆顔なじみになっている街なのかもしれません。

(トラムの写真はここをクリック)

カドゥキョイのバハリイェット通り
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桟橋から伸びるソユトュリュチェシメ大通りと
バハリイェット通りの交差点付近
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25 ハイダルバシャ駅に徒歩で向かったのですが、思った以上に遠いため途中であきらめて14時30分発のエミノニュ桟橋行きの船に乗りました。

この船は行きと違ってハイダルバシャ駅の桟橋に停まりましたが、停まると気付いたのが接岸直前だったので、下船はあきらめました。
ハイダルバシャ駅には縁がなかったようです。

船から見たアジア側カドゥキョイ
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船から見たヨーロッパ側イスタンブール
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27 エミノニュ桟橋からガラタ橋のたもとに出てトラムの写真を撮っていると天気が良くなり、陽がさして来たので、急遽ガラタ塔へ行く事になり、歩いてガラタ橋を渡って地下ケーブルカーの駅を目指しました。

イェニ・ジャーミィ前を走るトラム
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ガラタ橋から見たガラタ塔と
新市街ガラタ地区
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29 地下ケーブルカーの入口が見つからず、タクシーに変更。
運転手にガラタ塔といったのに降ろされたのはイスティクラール通りの真ん中あたり。
英語が通じなくては運転手に文句も言えないので、イスティクラール通をガラタ塔目指して歩きました。
後で調べたら、タクシーを降りたのはガラタ・メヴラーナ博物館の近くでした。

(トラムの写真はここをクリック)
イスティクラル通りを走るトラム
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イスティクラル通りを走るトラム
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31 ガラタ塔着は16時。
ガラタ塔は高さ約67mで、ビザンチン時代に監視塔として使われていたものを再建したものだそうです。

エレベーターで展望台に登ると、旧市街、新市街、金閣湾、ボスポラス海峡とその向こうのアジア側の街まで見えて、まさに絶景でした。

ガラタ塔
上には展望台とレストランがある
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ガラタ塔展望台からの景色
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33 期待したほど天気は良くなりませんでしたが、時折夕陽が射差して旧市街が赤く染まり、とてもきれいでした。

目の下にガラタ橋が見えるので、10分ほど狭い通路にへばりついて、橋を渡るトラムの写真を撮りました。

ガラタ塔展望台からの景色
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ガラタ塔展望台からの景色
ガラタ橋とガラタ橋を渡るトラム
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35 ガラタ塔を出ると16時40分。
目の前にイチジクのジュースを売っている立ち飲みの店があり、珍しかったので試しに飲んでから、薄暗くなった坂道をトラムのカラキョイ停留所を目指して歩きました。

ガラタ塔からの景色:新市街
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イチジクの生ジュースは2TLでした


37 カラキョイ停留所で夕暮れの旧市街をバックにトラムの写真を撮り、17時10分にトラムに乗り、ホテルに17時30分に戻りました。 

一休みしてから食事に出かけたのですが、入れるような店が見つからず、スーパーマーケットで買ったビールと菓子類で済ませました。

カラキョイ停留所
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今日の夕食はこれだけ!
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